株式会社fuel(店舗名:ヨナシンホーム)では環境問題への取組として、店舗開設以来13年間、使用済の段ボール(ダンボール)・緩衝材のリユース(再利用)に取り組んでいます。
ヨナシンホームでは、お客様からの注文に合わせて日々メーカーから商品を納入していますが、その多くは段ボール(ダンボール)で梱包され、緩衝材も利用されています。
受注した注文に応じて、商品を発送する際にも、商品の保護のため、段ボール(ダンボール)・緩衝材を用いるケースがほとんどです。
ただし、大量の段ボール(ダンボール)・緩衝材を使用することは、決して環境に優しくありません。
ヨナシンホームでは、現状使用する段ボール(ダンボール)・緩衝材を再利用し、使用量を抑える工夫することで、環境問題に取り組んでいます。
段ボール(ダンボール)・緩衝材を減らすための方法
現在ヨナシンホームでは、新品の梱包用の段ボール(ダンボール)・緩衝材は一切購入をしておりません。
段ボール(ダンボール)・緩衝材も新品を使う方が見た目も美しくイメージがよいのかもしれません。
しかし、注文に合わせて、すべての商品が新品の段ボール(ダンボール)・緩衝材で梱包されていると、お客様のところにも大量の段ボール(ダンボール)・緩衝材が残ります。
お客様のところでは、再利用することは難しく、結局廃却することになります。
また、ヨナシンホームにおいても、メーカーより届く段ボール(ダンボール)・緩衝材をリユースせずに新品の段ボール(ダンボール)・緩衝材を購入して利用すると、届いた段ボール(ダンボール)・緩衝材を廃却せざるを得なくなり、環境破壊を後押ししてしまうことになりかねません。
そういった理由から新品の段ボール(ダンボール)・緩衝材の購入をしていないのです。
急増する廃棄物問題への国の取組
環境省により、段ボール(ダンボール)廃棄物問題については、個別リサイクル法の一つである容器包装リサイクル法として1995年に制定されました。
※1 容器包装リサイクル法では、消費者の分別排出、市町村の分別収集、事業者(容器の製造事業者・容器包装を用いて中身の商品を販売する事業者)の再商品化という、三者の役割分担を定め、三者が一体となって、容器包装リサイクルに取り組むことと明記されています。
※1 日本の廃棄物処理の歴史と現状より引用(環境省)
https://www.env.go.jp/recycle/circul/venous_industry/ja/history.pdf#page=23
ヨナシンホームも容器包装を用いて中身の商品を販売する事業者として、その役割を果たす義務があります。
ネットの普及により段ボール使用量が増加
段ボール(ダンボール)・緩衝材のリサイクル・リユースが法律によって推進されてきたわけですが、近年新たな問題が起きています。
それがインターネットの普及によるオンラインショッピングで購入した商品の梱包材に使用されている段ボール(段ボール)が急増していることです。
特に、大手ショッピングモールで購入した場合、商品の大きさと比較しても必要以上に大きなサイズの段ボール(ダンボール)に梱包されているケースが多く見受けられます。
商品が届いて、箱を開封した際に、商品と段ボールの大きさのあまりのギャップに驚いた方も多いのではないでしょうか。
さらに、コロナ禍でますますオンラインショッピングの機会が増えることで、今後も段ボール(ダンボール)・緩衝材は増加すると予想されます。
商品を破損させずにリユースを推進できます
そこで、ヨナシンホームでは、メーカーより届いた段ボール(ダンボール)・緩衝材もできるだけリユース(再利用)しています。
注文を頂いた商品の種類によっては、開封できないものもあり、すべての段ボール(ダンボール)・緩衝材を再利用できるわけではありません。
ただ、メーカーより届く荷物の中には、商品名などの記載もなく再利用できる段ボール(ダンボール)・緩衝材も含まれています。
さらに、グループ会社にも再利用可能な段ボール(ダンボール)・緩衝材があるため、工夫次第で十分にリユース(再利用)が可能です。
梱包作業としては、サイズに合わせた段ボール(ダンボール)・緩衝材を購入した方がスムーズにいく場合もありますが、当グループでは環境問題に積極的に取り組むことを企業理念(私たちの思い)の一つとして、あえて新品購入をせずにリユース(再利用)を徹底をしております。
当然のことではありますが、お客様に送る商品に関しては、破損や不具合のないように万全を期して梱包・発送作業を行っております。
環境問題に敏感なお客様にも安心・納得を!
以上のように、ヨナシンホームでは環境庁の廃棄物問題の一つである段ボール(ダンボール)・緩衝材のリユースに取り組み、環境問題に前向きに取り組んでおります。
ヨナシンホームにおいて、現在行っている段ボール(ダンボール)・緩衝材のリユース(再利用)は、取り組みを始めてから13年の月日を費やしています。
これからまずます環境問題は私たちの暮らしの中で重要な課題となることは明白です。
段ボールの使用量の削減とリユースは環境問題への大きな取組になると確信しています。
環境省の今後の取組として、循環型社会構築に関するキーワードである 3R(スリーアール)が注目されています。
※2 3R(スリーアール) ① 発生抑制(リデュース(Redduce);減らす)・②再利用(リユース(Reuse);繰り返し使う、③再生利用(リサイクル(Recycle);再資源化)の3つの頭文字
環境省が取りまとめた「日本の廃棄物処理の歴史と現状」にも、「循環型社会の形成をこれまで以上に進展させるため、リサイクルより優先順位の高い2Rの取組を一層を進める必要があります。」との記載があり、2Rに対して積極的に取り組んでいる事業者が社会的に評価される仕組み作りを進めると明記されています。
引用元:2Rの取組がより進む社会経済システムの構築https://www.env.go.jp/recycle/circul/venous_industry/ja/history.pdf#page=31
ヨナシンホームでも、改善を加えてより環境にやさしい仕組み作りに取り組んでまいります。
ヨナシンホームより注文いただいた場合には使われている段ボール(ダンボール)・緩衝材は、リユース(再利用)しているため、見た目に関して新品の梱包材と比較すると見劣りすることが多いかもしれません。
もちろん、梱包する際には細心の注意を払い、商品の破損や水濡れなどの防止を徹底しております。
また、リユースを行っている関係上、ご注文いただいた商品と段ボール(ダンボール)や梱包資材に記載されている内容に相違がある場合がございますが、ご注文とお届けする商品に間違いがないよう、これからも細心の注意を払ってまいります。
上述の理由によりお届けする商品に段ボール(ダンボール)・緩衝材を使用していることをご理解・ご協力いただけますようよろしくお願い申し上げます。